2024年11月5日行われた米国大統領選挙。トランプ氏の２回目の大統領就任が確実となりました。世界中が注目する米国大統領選挙でしたが、夏ごろから米国内より「トランプでしょ」とういう”ほぼトランプ”で情報を得ていたので、私にはそれほど驚きはありません。とはいえ、市場が反応して皆さまもドキドキしていたところがあると思います。もちろん為替、金利、国際情勢に動きはあると思いますが、トランプ氏も78歳。今回のトランプ政権は、かつてのトランプ政権の復活になるかどうかは・・・です。ここで皆さまに振り返っていただきたいのは、例えばWindouwsやOfficeを提供するMicrosoft、Googleを提供するAlphabet、Facebookを提供するMeta、世界中で通販を提供するAmazonは、これまでの大統領の交代によって業績が左右されてきたでしょうか？？ということです。

1989年～ジョージ・Ｈ・Ｗブッシュ（共和党）→1993年～ビル・クリントン（民主党）→2001年～ジョージ・Ｗ・ブッシュ（共和党）→2009年～バラク・オバマ（民主党）→2017年～ドナルド・トランプ（共和党）→2021年～ジョー・バイデン

もう一度、振り返りますが、米国大統領が変わりゆくなかで世界経済は衰退してきたでしょうか？その時代では成長する業種に違いはありますが、特に2000年以降、インターネット、ＰＣ、スマホ、タブレット、ＳＮＳなどＩＴ分野の躍進、生活向上による生活必需品の変化など、特にリーマンショックやコロナ禍を境にさらにインフレが進み、米国を中心とする「企業の成長」が世界経済の押し上げになってきたと思います。

今回の大統領選挙結果は短期的にみれば動きはありますが、15年、20年と世界経済の成長に投資している方には、ほどんど影響のないことだとわかっていただけるのではないでしょうか？「下落はチャンス」「成長もチャンス」、大切なのは投資している「その企業たち」です。今まで通り「世界経済の成長」に「堅実」に投資し続けてる方は慌てなくて大丈夫ですからね。以上、FP谷村からのメッセージでした!(^^)!